地歴公民

聖徳太子は存在しておらず、厩戸皇子は存在した!?

  1. HOME >
  2. 地歴公民 >

聖徳太子は存在しておらず、厩戸皇子は存在した!?

聖徳太子は存在しなかったのか!?

 

「聖徳太子は存在していなかった」と聞いたことがありますか?

聖徳太子といえば超有名な偉人ですよね。

小学校の歴史の授業でもその名は習います。

ましては日本の歴史に興味がない人でも、聖徳太子が成した偉業の一つや二つは知ってるでしょう。

こんなにも有名な偉人…『聖徳太子』が実は存在していなかった。

とするならば、皆さんはどのように思うだろう。

 

・そんなの嘘だ!現代にも通じる日本の社会をつくったのだから存在した。

・確かに「10人もの話を同時に聞けた」というありえない伝説があるぐらいなだから、存在自体も伝説なのかも。

 

などと賛否があるかもしれませんね。

では、実際に存在したのか・存在していなかったのか

詳しく見ていきましょう。

 

 

聖徳太子とは

聖徳太子といえば、日本古代史の中で一番の偉人といっても過言ではないであろう。

その根拠に、日本の歴史人物で尊敬する偉人ランキングなら、上位に君臨する逸材だ。

そんな聖徳太子の人生と偉業を簡単に見ていこう。

聖徳太子は厩戸皇子とも呼ばれている。

現在では、厩戸皇子(聖徳太子)として歴史の教科書に載せられている。

まぁ、聖徳太子の名の方がポピュラーであろう。

厩戸皇子(聖徳太子)は飛鳥時代に生きた人物であり、政治家として天皇を支えていきました。

特に有名な政策は、「十七条の憲法」「冠位十二階」「遣隋使の派遣」「国史編纂」「仏教布教」などです。

伝説としては、10人の話を同時に聞いたという伝説。

建築の偉業としては、世界最古の木造建築である法隆寺建立

それが認められ、旧1万円札に描かれたりとしています。

この功績により、後世に「聖徳太子」という名を付けられ、人々に称えられます。

そして今日では、歴史の教科書に必ず載る偉人の1人として君臨しています。

 

聖徳太子=厩戸皇子!?

そんな偉人、厩戸皇子(聖徳太子)は存在していたのか?

先に結論を言うと、存在していたでしょう。

具体的に言うと、厩戸皇子は存在していたでしょう。

上記で述べた功績をもう一度見直して見てください。

これを厩戸皇子1人が成すことができるでしょうか!?

実は、不可能に近いだろうということから、厩戸皇子(聖徳太子)は存在していなかったと言われ始めたのである。

しかし、厩戸皇子は実際に存在しておりました。

彼は政治家ですから、政治の中心にいたことは間違いないでしょう。

だが、「十七条憲法」「冠位十二階」などを厩戸皇子が主体的に行ったという証拠がないのです。

まぁ〜政治の中心にいたのですから、完璧に無関係というわけではないでしょう。

もう一度言いますが、厩戸皇子は存在していました。

そして、政治の中心であり賢い人物であったことに間違いはないでしょう。

しかし、あれらの偉業を一人で成したことは考えずらいのです。

 

これらが理由で、厩戸皇子(聖徳太子)が存在していなかったと言われるようになったのであります。

ましては、この時代は厩戸皇子だけではなく、

天皇一族や、蘇我氏などの有力な人物もいます。

彼らと協力して偉業を成し遂げたという方が、普通でしょう。

では、「聖徳太子」とは何なのか…。

「聖徳太子」の存在とは

では、なぜ「聖徳太子」という名が広まったのか。

厩戸皇子の死後、天皇中心の国家をつくろうとした、天武天皇が「厩戸皇子」という人物に目をやります。

厩戸皇子の時代に成された様々な偉業を大権力であった厩戸皇子が全て中心に関与したと創作させたのです。

そしてできた名前が

 

「聖徳太子」

 

です。

つまり、後世に一人の人物が大偉業を成したことにすれば、政治がやりやすいと踏んだ天武天皇が

「聖徳太子」という存在を創り上げたのであります。

もちろん、「十七条憲法」「冠位十二階」「国史編纂」「仏教布教」などは実際に行われたことです。

あの日本古代にこのような偉業がなされていることは凄いことですよね。

まとめ

この記事で述べたことを一言でまとめるならば

「厩戸皇子という人物は存在したが、聖徳太子という人物は存在していなかった」

ということであります。

最初に述べましたが、

現在では、歴史の教科書には厩戸皇子(聖徳太子)と書かれております。

これまで述べた理由から、このように書かれているのでありましょうね。

ご精読ありがとうございました。

 

もしこの記事に興味を持ってくださったなら下記の記事も読んでみてください。

➡➡『本能寺の変』の謎④

新着記事

-地歴公民

© 2021 Bla Blarning