「be動詞」以外の動詞を使う受動態とは
こんにちは
みなさんは「受動態」と聞くと何を思い浮かべますか?
おそらく大半の方は「be動詞+過去分詞」を思い浮かべると思います。
しかし、受動態にはbe動詞だけでなく、例外に一般動詞を使う場合も実はあります。
今回は「be動詞」以外の動詞を使う受動態とはどのようなものなのか軽くまとめてみたいと思います。
目次
受動態とは
受動態とは、「動作を受ける側」を主語にした言い方を指します。
(ちなみに「動作をする側」を主語にした言い方は能動態と言われます)
「be動詞+過去分詞」の形で「S(主語)は~される」という受け身の意味を表します。
例文
・能動態
John broke the window. (ジョンはその窓ガラスを割りました。)
➝「動作をする側」のジョンが主語になっている
・受動態
The window was broken by Tom. (その窓ガラスはジョンによって割られました。)
➝「動作を受ける側」の窓ガラスが主語になっている
受動態の文の時は、動作主が基本的に「by(~によって)」で表されます。
動詞によっては他の前置詞が使われることもあります。
「be動詞」以外の動詞を使う受動態
ここまでで、受動態の意味や作り方を理解していただけたと思います。
ここからが本題になります。
先程、受動態が「be動詞+過去分詞」で表されることを説明しました。
しかしながら、実はbe動詞を使わなくても受動態を表すことができる動詞があります。
その動詞は主に2つのパターンの時に使われます。
・「動作」や「変化」を明確にしたいとき
この状況においては、be動詞の代わりに "get" や "become" などの動詞を使います。
例
・「同じ状態」であることを明確にしたいとき
この状況においては、be動詞の代わりに "remain" を使います。
例
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、見落とされがちである"意外な受動態"を取り上げてみました。
be動詞以外にも受動態を作ることができる動詞がいくつかありましたね。
be動詞と他の動詞の使い分けは少し分かりにくかったかもしれませんが、
get, become, remain がbe動詞の代わりになることができるということを覚えて頂けたら嬉しいです。